頑固な「胃痛」に悩まされている方は、今すぐ「ピロリ菌」退治を!
「ピロリ菌」は、「ヘリコバクター・ピロリ」といい、高倍率の顕微鏡でしかみることのできない、 ごく小さな「べん毛虫」で、強酸性の胃の中でも生きていける特殊な菌です。 この菌が、胃液の分泌状態などの異常なときに、活発化し、毒素を排出します。 胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などは、この毒素によっておきることが多いのです。 特にこれらの病気が重症で、しつこい場合は、90%以上が「ピロリ菌」に起因していると思って間違いありません。 日本人の大多数の人が、このピロリ菌に感染していますが、個人的な体質の違いもあり、100%「胃」の病気になるとは限りません。 また最近の調査結果では、「胃がん」の遠因にもなっているので、除去するに越したことはありません。 ピロリ菌は、経口感染するもので、一度除去してしまうと、衛生的な現代社会の食生活では、再感染する確率は非常に低くなっています。
ピロリ菌除菌のお勧め
ピロリ菌が検出された場合、医師の指示に従って抗生剤などの薬を1週間ほど飲むだけです。 これで、うそのように「胃痛」から解放されます。 健康保険の適用(胃潰瘍・十二指腸潰瘍・ピロリ菌感染による慢性胃炎の患者のみ)にもなりました。
頑固な胃痛に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談を。
ただの胃炎?これらの症状はピロリ菌が原因かもしれません。
これらの症状を、「胃に負担をかけすぎたかな」や「加齢現象でおこるものだ」と思い込んで放置していませんか。
また、「ただの胃炎だろう」と思っていませんか?
これらの症状が続くとき、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気が疑われます。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんは、ピロリ菌に感染していることが多く、慢性胃炎の発症の原因や、潰瘍の再発に関係していることが、わかっています。
ピロリ菌が、胃粘膜を傷つけます
ピロリ菌に感染すると、ピロリ菌がつくりだす酵素ウレアーゼと胃の中の尿素が反応して発生するアンモニアなどによって直接胃の粘膜が傷つけられたり、ピロリ菌から胃を守ろうとするための 生体防御反応である免疫反応により胃の粘膜に炎症が起こります。
ピロリ菌に感染している状態が長くつづくことで、さまざまな病気を引き起こす可能性もあります。
ピロリ菌の除菌をお考えの方は、除菌療法が必要かどうか医師とよく相談してください。